“クラスター発生”の池袋ホストクラブを本誌記者が直撃「地獄だった。小池都知事にも来てもらいたい」 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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“クラスター発生”の池袋ホストクラブを本誌記者が直撃「地獄だった。小池都知事にも来てもらいたい」

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上田耕司週刊朝日#新型コロナウイルス
小池百合子東京都知事(上田耕司撮影)

小池百合子東京都知事(上田耕司撮影)

人気が少なくなっている池袋の歓楽街(上田耕司撮影).jpg

人気が少なくなっている池袋の歓楽街(上田耕司撮影).jpg

隔離されたホテルで提供された弁当(ホストクラブスタッフ提供)

隔離されたホテルで提供された弁当(ホストクラブスタッフ提供)

 東京都の新型コロナウィルスの感染拡大が、再び危険水域に入っている。都内の新規陽性者は7 月9日から13 日まで5日連続で100人を超え、中でも7月10日には過去最多の243人を記録した。こうした経緯に、いよいよ感染第2波も来たのではないかと指摘する専門家もいる。

【写真】ホスト運営スタッフが隔離先のホテルで提供されたお弁当

 そんな中、都知事選に「圧勝」した小池百合子東京都知事がしきりに口にするのが「夜の街」。記者会見でも「接待を伴う飲食店で働くホスト、ホステスといった夜の街での感染が拡大している」という趣旨の発言を繰り返している。
 
 中でも焦点が当たっているのがホストクラブだ。豊島区は7月9日から、区内の全ホストクラブ9店舗の従業員を対象にPCR検査を実施。100人以上のホストらが対象だという。クラスターの発生した店舗には休業要請し、10日以上の休業をした店には50万円を支給するとしている。小池氏はこれについて、「区を財政的に支援していく」と援護射撃した。豊島区は小池氏の国会議員時代の選挙地盤だ。小池氏は「夜の街対策は緊急の課題で、豊島区を一つのモデルケースにしたい」とも語っており、意気込みがうかがえる。
 
 では、こうした流れを渦中のホストクラブ側はどう受け止めているのか。記者は、実際にクラスター(集団感染)が発生した池袋のホストクラブを訪ねた。
 
 訪問したのは深夜12時ごろ。店に入ると、薄い紫や水色のライトが店内を照らし、華やかな雰囲気。キャストたちがマスクをして接客をしていること以外は、通常時のホストクラブとの違いは感じられない。ソファのあるゆったりとした部屋に通されると、3人の運営スタッフが交代で取材に答えてくれた。

 20代の運営スタッフは「うちの店では40人の従業員がいますが、全員がPCR検査を受け、このうち28人が陽性でした。私も陽性でした」と、衝撃の事実を打ち明けた。

 このスタッフは、クラスター発生の経緯をこう語る。

「6月23日、店の代表に38~39度くらいの熱が出て、検査を受けたら陽性でした。同じ日にもう一人、陽性者が出たんで、その時点で店を閉めようとなって、保健所に連絡して、全員が検査を受けることになったんです」

 それから毎日、キャストたちは3~4人ずつ、交代でPCR検査を受けたという。30代の運営スタッフはこう話す。

「私も陽性でした。無症状でしたが、八王子のホテルに10日間、隔離されました」


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