などと、青葉容疑者の現状を訴え、勾留を続けないように主張した。こうした弁護士の訴えを聞きながら、青葉容疑者は時折、首を左右に動かす。だが、手足はまったく反応がなく、自由に動かせないように見えた。

 結局、弁護側の訴えは認められず、公判を終えた青葉容疑者。大阪拘置所へと移動する車両は、なんと救急車。ストレッチャーでの出廷、救急車と、異例ずくめの法廷だった。

(本誌・今西憲之)

※週刊朝日オンライン限定記事