映画評論家の意見が真っ二つに割れた! 伝説の映像作家が描く戦争実話 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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映画評論家の意見が真っ二つに割れた! 伝説の映像作家が描く戦争実話

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週刊朝日
監督 テレンス・マリック/TOHOシネマズ シャンテほか全国公開中/175分 (c)2019 Twentieth Century Fox

監督 テレンス・マリック/TOHOシネマズ シャンテほか全国公開中/175分 (c)2019 Twentieth Century Fox

監督 テレンス・マリック/TOHOシネマズ シャンテほか全国公開中/175分 (c)2019 Twentieth Century Fox

監督 テレンス・マリック/TOHOシネマズ シャンテほか全国公開中/175分 (c)2019 Twentieth Century Fox

「天国の日々」「シン・レッド・ライン」「ツリー・オブ・ライフ」など47年にわたって話題作を送り続けてきた巨匠テレンス・マリックの新作「名もなき生涯」が全国公開中だ。昨年亡くなったドイツが誇る名優ブルーノ・ガンツが判事役で厳粛な印象を遺した。

【「名もなき生涯」の場面写真はこちら】

 1939年、オーストリア。山と谷に囲まれた小さな美しい村で農夫として働くフランツ(アウグスト・ディール)は、妻のファニ(ヴァレリー・パフナー)と3人の娘と、穏やかで幸せな暮らしを送っていた。しかし第2次世界大戦の戦火が日々激しくなり、フランツにも召集令状が届く。彼は自らが信奉するキリストの教えにかけて、「兵役は断ります。罪なき人は殺せない」と、神父に告げるのだが……。

 基地に出頭したフランツは、ヒトラーへの忠誠を誓う署名を頑なに拒み、直ちに収監される。非国民と責められ、孤独に耐えながら裁判を待つフランツを、ファニは手紙で優しく励ますが、彼女自身も村で裏切り者の妻としてひどい仕打ちを受け始める──。

本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)

■渡辺祥子(映画評論家)
評価:★★★★ 超オススメ、ぜひ観て
すがすがしく透明感のある映像が一人の農夫の妻と土を愛する生き方を語り、この映画が撮りたかった監督その人を語っているようで美しい。強力な力を前に率先して手先になる人がいる、それが許せないという指摘に共感。


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