

大統領候補のスーパーウーマンと失業中のダメ男が繰り広げるラブコメディー「ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋」は全米大ヒット。「50/50 フィフティ・フィフティ」で高い評価を受けたジョナサン・レヴィン監督が同作のセス・ローゲンと再び組んだ。
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アメリカの国務長官として活躍する才色兼備なシャーロット(シャーリーズ・セロン)は、世界で最も影響力のある女性の一人と呼ばれ、ついに大統領選への出馬が決まる。
ある日、パーティーで彼女が出会ったのが失業中のジャーナリスト、フレッド(セス・ローゲン)。一見何の接点もない二人だったが、シャーロットはフレッドにとって初恋の人だった。予想外の再会を果たした二人は思い出話に花を咲かせる。その後シャーロットは、自分の若き日をよく知るフレッドに大統領選のスピーチの原稿を依頼。原稿を書き進めるうちに、いつしか惹かれあっていく二人。
しかし、越えなければならない高いハードルがいくつも待ち受けていた……。
本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)
■渡辺祥子(映画評論家)
★★★ なかなかGOOD!
国務長官で次期大統領候補ともなるとシンプル&高価な服装でキメた大柄大味のセロンがラブコメ・ヒロイン。そこで重要になる相手の男が今回は下品を抑え気味のローゲン。意外にお似合いの配役で軽妙な笑いが生まれた。