百田さんは、自身のツイッターで次のように語っている。

「善意の企画が空回りしただけ。それに、全部をお任せにしていた私のせいでもある。私は炎上慣れしてるし、少々のダメージくらいはどうということもないです」

「この企画のことで新潮社を叩く人が多いようですが、意味がわかりません。 確かにセンスのいい企画とは言えませんが、あなたたちに何か迷惑をかけましたか? 単なるシャレでしょう。 ファンの中には、私のイメージが下がると怒ってくれた人もいましたが、私は善意でスベったものに怒る気はありません」

 ネット上では批判がある一方で、「企画自体は面白そうだし中止すべきではない」といった意見もあった。新潮社は昨年、差別的な記事を掲載したとして「新潮45」が休刊になっていただけに、難しい対応を迫られたとみられる。

 多くの読者には、今回の騒動はどう映ったのだろうか。

(本誌・岩下明日香)

※週刊朝日オンライン限定記事