――光一さんは
光一:そうですね。実は昨日は帝国劇場で『DREAM BOYS』
が開幕しまして、自分もちょっとサポートさせていただいたので、ほんとに彼らが頑張っているさまを見ることができたんです。ちょっとジャニーさんの心に触れることができたんじゃないかと思います。こんな思いでジャニーさんって子どもたちを見ていたんだろうなという気がしたんです。そこに触れることができた気がするんです。ほんとにジャニーさんって愛情の人なんだなと思います。無事、みんな頑張ってましたよと、今度は自分の出番があるんで、しっかりやりますとお伝えました。
――愛の中でも、今も心に残っている言葉であったり、そういうメッセージはありますか。
光一:それは「ユー、最悪だよ!」です。
――それはどんなときに言われたんですか。
光一:それ、いつもですよ。いつも言うんです。だから、今日も言っているんじゃないですか。「もうこんな場所に立たせて、ユーたち最悪だよ!」って。多分言っていると思います。
――そういう風に記者たちに言ったあとで、光一くんたちにすべて任せられるともジャニーさんは言ってましたよ。
光一:裏でそういう風に言ってくれたんならうれしいです。
剛:彼はそういうと伸びるだろうと。
――それは「ユー最高だよ!」という言葉ですね。
光一:ほんとにそういうことも耳には入ったりはしますんで。それこそがジャニーさんの愛情なんだなともちろんわかってますし、またそういう風に言ってほしいですね。そういう言葉が聞きたいです。「ユーダメだよ、最悪だよ!」って。
――剛さんはいかがですか。
剛:僕はライブを見に来てくれたときがありまして、そのときに僕の演出じゃなかったステージがありまた。それを見たときにジャニーさんは「これユーが考えてんの?」と聞かれ、「いや、これが僕じゃないんですけど」という話で、いろいろな方々の思いもあったので、一度、僕の思いは薄めにステージをつくったんです。そうしたら、「これはユーのステージなんだから、ユーのルールじゃないとファンの人たちは、どうなのかな」と。「ユーのファンの人たちは最高のファンの人たちがいるんだよ」という話から、君が何を考えているかを知ることを楽しめるのがファンの人たちだから、「説明なんていらなし、君のやりたいと思ったことをステージで表現しなさい」と言われました。「君は誰の言うことも聞いちゃダメだよ」とも言われました。ただ、言うことは聞いたほうがいいとは思うんでけど(笑)。愛情だと思いますが、それだけ突っ走れよという意味だと思います。