要介護でも旅行を楽しむ! 専門家に聞く準備のポイント (1/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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要介護でも旅行を楽しむ! 専門家に聞く準備のポイント

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車いすでも富士山や京都を家族で旅行できる(「あ・える倶楽部」提供)

車いすでも富士山や京都を家族で旅行できる(「あ・える倶楽部」提供)

山崎まゆみさんオススメ  要介護でも楽しめる観光地  (週刊朝日2019年8月9日号より)

山崎まゆみさんオススメ  要介護でも楽しめる観光地  (週刊朝日2019年8月9日号より)

介護しながら家族旅行の7カ条  (週刊朝日2019年8月9日号より)

介護しながら家族旅行の7カ条  (週刊朝日2019年8月9日号より)

 要介護の家族との旅行をあきらめる必要はない。2020年の東京五輪に向けて日本ではバリアフリーの施設も増えている。旅行をサポートしてくれるトラベルヘルパーの存在も心強い。専門家に宿選びのポイントや必需品などを聞いた。

【要介護でも楽しめる観光地をご紹介】

「ホテルや旅館はハード面だけでなく、バリアフリー情報の開示や接遇マニュアルの配布などにも力を入れていますので、今まで旅行をあきらめていた方はもちろん、同行されるご家族も楽しめる時代が来ました」

 そう語るのは、『さあ、バリアフリー温泉旅行に出かけよう!』(河出書房新社)の著者で、温泉エッセイストの山崎まゆみさん。

 山崎さんは実際に介護しながら旅行に行く家族に同伴して、取材を重ねている。

 車いすでも楽しく旅行ができる観光地や、温泉付きの宿は増えてきているので、場所を選べば要介護5の状態でも家族旅行は可能という。

「旅行に行きたいと思うのは『元気なうちにお墓参りに行きたい』『温泉にゆっくりつかりたい』、そして『神社やお寺などの景勝地をまわりたい』といったきっかけがあります。最初は家族に迷惑をかけるからといってお出かけを遠慮する人が多いのですが、一度出かけると自信がついて、行動範囲が広がって積極的になれます」(山崎さん)

 そこで、山崎さんがおすすめの「要介護でも楽しめる観光地」が下記。神社や温泉のほかにもビーチやアミューズメント施設もある。

 宿泊施設のようにスタッフの手厚いサポートが受けられるわけではないので、行きたい観光地が決まったら、事前にバリアフリーの情報を確認しよう。

 駐車場など車から降りたところから建物の入り口、行きたい先の動線に階段や段差はあるのか。通路は車いすで通ることができる広さなのか。大事なのは車いす対応のトイレと、トイレまでの通路は車いすで通行できるのかどうか。こういった情報を調べておきたい。

「レストランや、神社などにお参りに行きたいと思ったら、宿泊施設のスタッフに近隣のバリアフリー情報を遠慮なく聞いてみましょう。伊勢神宮(三重県)や出雲大社(島根県)など、参拝客が大勢来る神社は一般の人が入るルートの裏側に車いすで行くことができる迂回路、本殿の裏にエレベーターが設置されているところもあります。事前に知っておけば当日地図を片手に迷うこともなく、効率よく参拝することができます」(同)


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