坂本勇人、筒香嘉智……「2番最強打者論」が日本球界を席巻? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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坂本勇人、筒香嘉智……「2番最強打者論」が日本球界を席巻?

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梅宮正宗週刊朝日
DeNAの筒香嘉智(C)朝日新聞社

DeNAの筒香嘉智(C)朝日新聞社

巨人の坂本勇人(C)朝日新聞社

巨人の坂本勇人(C)朝日新聞社

 後半戦がスタートした7月15日。DeNAの不動の4番・筒香嘉智が「2番・左翼」で広島戦(横浜)にスタメン出場した。野球人生で初の2番に抜擢(ばってき)され、1安打2四球と3度出塁。ラミレス監督は2番起用の継続を名言した。

【写真】現在セ・リーグ本塁打王の2番打者といえば…

「この状態が続けば、打ち出すと思う」

 筒香を2番で起用した意図は明白だ。今季は出塁率4割を超えるが、得点圏打率が2割台前半とチャンスで力を発揮できていない。2番というチャンスメーカーの打順で起用すれば精神的な重圧が軽減される。打順も多く回ってくるため、得点が入る確率が高まるもくろみだ。

 15日の試合は筒香の後ろを打つ3番に昨季の本塁打王・ソトが控えるため、投手も初回から気が抜けなかった。三回1死満塁の好機で筒香が押し出し四球で出塁したのは、2番での起用がハマった象徴的な場面だった。

 大リーグでは一足早く、「2番最強打者論」が席巻している。2016年から3年連続最高出塁率とリーグを代表する強打者で知られるエンゼルスのマイク・トラウト、昨季打率3割2分6厘、36本塁打で首位打者を獲得したブルワーズのクリスチャン・イエリッチらはいずれもクリーンアップではなく、2番に固定されて活躍している。

 2番に長打率と出塁率が高い強打者を置くメリットは様々だが、試合で回ってくる打席数が多いため初回から得点が入る可能性が高い傾向がある。先取点を奪えば、試合に勝つ確率も高まる。メジャーで浸透しているこの「新常識」が日本球界にも広がっている。


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