「打首獄門同好会」が農水省の特別職に任命されたのに、NHKでバンド名が出なかった理由 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「打首獄門同好会」が農水省の特別職に任命されたのに、NHKでバンド名が出なかった理由

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緒方麦週刊朝日
打首獄門同好会の表敬訪問を受け、記念品のギターを贈呈される安倍晋三首相(右端)(C)朝日新聞社

打首獄門同好会の表敬訪問を受け、記念品のギターを贈呈される安倍晋三首相(右端)(C)朝日新聞社

「はたらきたくない」「だから貯金がたまらない」などの曲を歌う「生活密着型ロックバンド」として活動してきた「打首獄門同好会」が5月13日、農林水産省から「FANバサダーロック」という特別職に任命された。表敬訪問した安倍晋三首相と並び立つ姿が報じられたことも相まって、SNS上では「ついにここまで来た」「理解が追いつかない」と大反響を呼んだ。

 農水省は、国産農林水産物の消費拡大を推進する「FAN(フード・アクション・ニッポン)」の取り組みの一環として、この消費拡大をPRする著名人を「FANバサダー」に任命している。

 3人組の同バンドは、新潟県で食べた米のおいしさに驚いたことをきっかけに楽曲を制作し、県内で自分たちで作った米をライブ会場で販売するなど、日本の食や農業と関わりをもつ。農水省は、その活動に期待を込めて新たな特別職を設置した。

 同バンドはSNSでこうコメントした。

「ひらたく言えば 『日本の米は世界一』とか『島国DNA』とか これら日本の心シリーズを日々派手に歌っていたら日本政府から『イイね!』をいただけました みたいな感じでございます」

「やー生きていると何が起こるか 本当にわからないものですねぇ…」

 一方、SNS上でざわめきを呼んだのが、NHKのウェブニュースだ。

 任命日の夕方に配信された「農産物応援のロックバンドを激励 首相」の見出しの記事では、「総理大臣官邸を訪れたのは、(中略)国産農林水産物の応援大使に任命されたロックバンドのメンバー3人です」と書くにとどまった。本文中にバンド名は一度も出てこない。

 これに対し、SNS上では、同局の音楽番組などに出演してきたバンド名を「なぜ出せない」と疑問視する声が続出した。

 NHKにこの疑問をぶつけてみた。

「ニュースの内容も含めて、あくまで総合的に判断している。今回のニュースに限らず、個別のグループ名はお伝えしているケースも、お伝えしていないケースもある」(NHK広報部)


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