35年目のハードロックバンド アースシェイカーが異色の和文化コラボ実現

2018/11/30 16:30

今回のツアーに先がけて、アルバム「THE STORY GOES ON」と西田のソロアルバム「GARAGE」をキングレコードから11月7日に同日発売している。西田はこう意気込みを語る。

「今回のソロは、シンガーとして35年歌い続けてこられたことに感謝を込め、アースシェイカーの楽曲を歌うことにしました。メンバーそれぞれの個性がぶつかり合うバンドサウンドから、メロディーと歌詞だけを取り出し、今の僕だからこそ伝えられる歌があると信じ、精いっぱいの思いを込めました。バンドとは全く異なるサウンドですが、アースシェイカーのニューアルバムと共にファンの皆さんに楽しんでいただけたらと思っています」

 ソロアルバムは西田がアースシェイカー楽曲から選曲し、ピアノアレンジで再レコーディングしていたもので、アコースティックギターを持って全国でソロ活動を展開してきた西田の集大成ともいえる力作だ。

 その西田だが、ロックミュージシャンとして初めてとなる試みが話題を集めているのが、和の文化芸術とのコラボレーションだ。

「日本文化と芸術の美しさと力強さには、いつも心奪われるものは感じていました」と語る西田は、11月10日には、京都市内で書道、絵画とのコラボレーションイベントを開催。アースシェイカーの代表曲「MORE」など全3曲をアコースティックギターを弾きながら西田が歌い、それをイメージした絵師・諫山宝樹と書家・小筆凰外が約4メートルのキャンバスに作品を描く、異色のイベントを成功させた。

 11月18日には滋賀県でライブを終えたが、ちょっとした“縁”がある。

「かつて滋賀のMARCYと呼ばれたのが、T.M.Revolutionの西川貴教です。西川も西田の影響を受けたアーティストの1人ですが、ルックスや歌唱法も似ていますよね。日本で最初に全米進出し、ビルボードチャート記録を築いたLOUDNESSの初代ドラマー樋口宗孝が生前、打ち上げに来た西田を『T.M.Revolutionが来たで』とからかっていました。滋賀に出演すると、当時を思い出しますね」(音楽ライター)

 長年、全国を巡る西田に地方のおいしい食べ物を尋ねてみると

「新潟の佐渡島で食べたマグロの赤身のすしですね!マグロの常識がぶっ飛んでしまいました」

 12月は北海道北見市、札幌市、北海道苫小牧市、横浜市、千葉県柏市、広島市、大阪・梅田と公演が続く。(野島茂朗)

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