あの佐藤ママでも中学受験は不合格を覚悟…泣きながら子どもにかける「言葉」を練習した (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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あの佐藤ママでも中学受験は不合格を覚悟…泣きながら子どもにかける「言葉」を練習した

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鎌田倫子週刊朝日

 4人の子ども全員が東京大学理科III類に合格した佐藤ママこと佐藤亮子さんは、中学受験のときにもさまざまな準備をしていました。『三男一女 東大理III合格! 佐藤ママの子育てバイブル 学びの黄金ルール42』(朝日新聞出版)に詳しく掲載されていますが、その一つが、失敗した場合に子どもにかける言葉を用意しておくこと。佐藤さんがその言葉に込めた思いを振り返ります。

*  *  *
 親は、心から子どもの合格を祈っています。しかし、残念ながら、受験には必ず合格者と不合格者がいます。どんなに努力しても、最善を尽くしても失敗することがあるのです。

 万が一、子どもが失敗したときには親は決して慌てず、子どもが元気に再スタートできるように心の準備をしておかなければなりません。落ち込んでいる子どもに追い打ちをかけるような言葉をかけ、子どもの人生を12歳で終わらせるようなことをしてはだめなのです。親も人間ですから、動揺してしまうので、あらかじめ「言葉」を用意しておくことをお勧めします。

 わが家は長男、次男が灘中生(灘中学校の生徒)で、いよいよ三男が中学受験というとき、三男のプレッシャーは、かなりのものだったようです。小6の夏休みに、100点満点の算数のテストが9点のときがありました。家で解かせてみると難なく解くので、本人は気がついていなかったようでしたが、これはプレッシャーが原因だと私は気がついたのです。

 私は、万が一のこともあるかもしれないと、覚悟をし、不合格だったときに、三男にかける言葉を考えておくことにしました。傷口に塩を塗らないように、三男がグッと顔を上げて前を向いて、これから先の人生を元気よく生きていけるような言葉にしました。「◯◯ちゃん、灘中は、残念だったね。でも、よく頑張ったよ。これから、大学入試までの6年間、また、ママも手伝うから、◯◯ちゃんの中学で頑張ろうね」というシンプルな言葉です。


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