ゴルフ・今平周吾が逆転優勝できた要因は? 丸山茂樹が解説 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ゴルフ・今平周吾が逆転優勝できた要因は? 丸山茂樹が解説

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

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丸山茂樹週刊朝日#丸山茂樹
丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日大で活躍、アマ37冠で92年にプロ入り。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制している

丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日大で活躍、アマ37冠で92年にプロ入り。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制している

さあ、賞金王へ突っ走れ!! (c)朝日新聞社

さあ、賞金王へ突っ走れ!! (c)朝日新聞社

 丸山茂樹氏は、プロゴルファー・今平周吾選手の勝因を分析する。

【写真】今平周吾選手はこちら

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 テレビのお仕事で国内男子ツアーの「ブリヂストンオープン」(10月18~21日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦)へ行ってきました。今平周吾(26)の逆転優勝。去年の関西オープンに続くツアー2勝目でした。今年は賞金ランクの1位を走りながら優勝できずにいたので、ホッとしたでしょうね。

 目の前で彼のプレーを見てると、以前から「ここを直した方がいいな」とか「ここはもうちょっと成長できたらいいのにな」と感じてた部分が改善されてましたね。そこもいい結果に結びついた要因じゃないかなと思います。

 僕が今平に関して気になってたのは、アプローチの振り切りですね。本人にも「しっかりとインパクトを迎えてフィニッシュした方がいい。緩めない方がいいよ」って伝えてました。パターも同じことだったんですよね。その二つが彼のウィークポイントだったと思ってるんですけど、そこが改善されていいショットを打ててたので、「ああ、だいぶ成長してるな」と。

 弱点に気を付けるようになって練習をし始めても、やっぱり3カ月とか半年はかかる。そういうプロセスを経て、秋のこの一番いいときに結果がドーンと出たんじゃないかというのが僕の感想ですね。

 振り切りの部分が緩むってのは、やっぱり自信のなさから来ると思うんです。でも、どうせ寄らないんだったら、しっかり振って寄らないなら納得もいくけど、緩んだスイングで寄らないのは悔しいじゃないですか。納得できる振り切り方をしようよ、ということですね。自分自身に「やった」という自覚があれば、外れてもいいじゃないですか。パットでちょっとしたラインの違いとか、ちょっとしたタッチの違いは誰にでもありますよ。それでも自分が思い切ってストロークできたんなら、また自信持っていこうよ、と。躊躇(ちゅうちょ)したんなら、ダメじゃないですか。それは後悔につながるんで。あそこでああすればよかったと思わないプレーを続けるのが、優勝への近道だと思いますね。


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