岡田准一が明かした“ストイックすぎる”仕事の流儀 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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岡田准一が明かした“ストイックすぎる”仕事の流儀

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野村美絵週刊朝日
写真はイメージです (c)GettyImages

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 故・葉室麟さんの同名小説を原作とする映画「散り椿」が9月28日に公開される。主演の岡田准一さんに、作品について、役者としての生き方について、聞いてみた。

【写真】週刊朝日の表紙を飾った岡田准一

*  *  *
──岡田さんが演じる瓜生新兵衛(うりゅうしんべえ)は、亡き妻(麻生久美子)の願いをかなえるために、離反した藩に戻り、不正や権力に立ち向かいます。岡田さんから見た新兵衛とは?

 誤解されても言い訳をしない、理想の人だと思いますね。非常に重みのある役で、彼が抱えているものはきちんと出るようにしたいと思いました。

──木村大作監督は「美しい時代劇を作りたい」と言っていましたが、岡田さんから見たこの映画の美しさとは?

「心」だと思います。気持ちをただぶつけるのではなく、一回フィルターをかけてから発言する。それぞれの重荷に必死に耐えながら、自己を高めていく。もともと礼儀作法は、相手を慮(おもんぱか)ることから成り立っているものだと感じますし、そういう日本の心に、美しさが宿ると思うんです。雨も、風も、雪も、厳しいけど美しいですよね。「厳しさのなかに美しさがある」という大作さんの言葉が好きなんです。

──時代劇では珍しいオールロケですが、ロケ先の富山などでは、皆さんで食事に行かれたり?

 行きました。いつもだいたい4、5人で。富山はごはんがおいしいですよね。ホタルイカ、お寿司、野菜を七輪で焼いたものとか。

──そういうときは、どんな会話を?

 昔の映画の話とかが多かったですね。先輩の話を聞くのは宝だと思うんです。大作さんの話は相当面白いですよ。若かりし日に大物俳優さんに殴られたとか(笑)。そういう他愛ない話が8割で、残りの2割で仕事の話をしてました。

──岡田さんは今回、「殺陣」のクレジットにも名前が入るなど、制作面にも関わられています。

 今回、武術の経験を信頼していただいているからか、殺陣については意見を求められることが多かったですね。大作さんからは「見たことのない殺陣がやりたい」というオーダーをいただいて、それに応えていこうと皆さんと話し合いながら作っていきました。

──完成披露では、西島秀俊さんが「3カ月、作っては壊しをしてきた殺陣を、岡田君が当日の朝変えた」とぼやかれていましたが(笑)。


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