山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。人気番組「情報ライブミヤネ屋」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める
山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。人気番組「情報ライブミヤネ屋」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める
株式会社共和のオーバンドとハローキティがコラボした「オーバンド ハローキティ缶」。手のひらサイズの缶に、透きとおったきれいなピンク色の輪ゴムが入っている。輪ゴムは劣化しにくいシリコーン製。1缶30g 希望小売価格880円(税抜き)購入方法:サンリオショップ(一部取り扱いのない店舗あり)、または楽天市場の株式会社共和ネットショップで購入可能。問い合わせ:株式会社共和 (c)1976, 2018 SANRIO CO., LTD. (L)
株式会社共和のオーバンドとハローキティがコラボした「オーバンド ハローキティ缶」。手のひらサイズの缶に、透きとおったきれいなピンク色の輪ゴムが入っている。輪ゴムは劣化しにくいシリコーン製。1缶30g 希望小売価格880円(税抜き)購入方法:サンリオショップ(一部取り扱いのない店舗あり)、または楽天市場の株式会社共和ネットショップで購入可能。問い合わせ:株式会社共和 (c)1976, 2018 SANRIO CO., LTD. (L)

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、共和の『オーバンド ハローキティ缶』。

【「オーバンド ハローキティ缶」の写真はこちら】

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 半年に1度ぐらいなのだけれど、プロのメイクさんに髪も顔も両方お願いできる機会が私にはある。

 テレビ局常駐の“局メイクさん”にメイクをしていただく場合、「顔は自分でやります」というのが女子アナ、女芸人、専属メイクさんがついていない女性タレント、文化人らの常識なのだ。

 1年程前、某通販雑誌にて、某メーカーの美顔器を一定期間使用し、感想コメントを話すことになった。ページの担当者もカメラマン氏も、私の“アフター”に大いに期待を寄せていたのだが、私のもたらした結果はどうやらイマイチだったみたい。

 そのとき、メイクさんが化粧ボックスから取り出したのが“100均”で買ったというカラー輪ゴムだったのである。彼女は2本を取り出し、いきなり私の両耳にかけるではないか。

 聞けば、「耳の周りに顔を構成する筋肉が集まっているので、輪ゴムを1本、耳にかけて、10分ほどつけっぱなしにするだけで顔全体がリフトアップする」とのこと。

 なんでも、先日、サッカー元日本代表の柴崎岳選手との結婚を発表したばかりの真野恵里菜は、この輪ゴム美容法の実践者で、2016年、「林先生が驚く初耳学!」(TBS系)にゲストで出たとき、披露していたという。同番組では、“耳輪ゴム”によって「咬筋」という筋肉がほぐれることで生まれる効果だと、しっかり解説していたそうだ。

 以来、私は原稿を書いている間や家事をしているときなどに“耳輪ゴム”をして過ごした。その結果、「顔がスッキリしたような気がする」という感想を多数いただいたのをイイことに、あらゆる人にこの美容法を伝えまくっているところだ。

 が、「“100均”で売っているカラーゴムでなければダメなの?」「適当なカワイイ輪ゴムがない」との声も多かったのである。

 すると、件(くだん)のメイクさんが、先日、「マツコの知らない世界」(同)で紹介された輪ゴムの最大手『共和』の『オーバンド ハローキティ缶』がオススメだと、わざわざ連絡をくださった。

 キティちゃんの缶も、輪ゴムのピンク色もかわいくて、小顔効果が期待できる“耳輪ゴム”には確かに最適。私も早速、手に入れた。

 小顔を望む女友達へのプチプレゼントとしても最適だと思う。

 ちなみに、同番組に出演した『共和』の社長さんは、近未来の輪ゴムや、活用法を紹介していたが、その中に“耳輪ゴム”はなかった。機会があったら、お伝えしたい。

週刊朝日  2018年10月5日号

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山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。TBS系「サンデー・ジャポン」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める

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