体操女子18歳の宮川紗江が選手生命をかけた告発の行方 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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体操女子18歳の宮川紗江が選手生命をかけた告発の行方

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岸本貞司週刊朝日

18歳の告発がスポーツ界を大きく揺るがしている (c)朝日新聞社

18歳の告発がスポーツ界を大きく揺るがしている (c)朝日新聞社

「こんなの言ったもん勝ちじゃない。もう黙ってないわよ」

 穏やかならぬ発言の主は日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長(71)だ。リオ五輪体操女子代表の宮川紗江選手(18)からパワハラだと訴えられたが、ほぼ全否定。事の発端は、宮川が指導を受けていた速見佑斗コーチ(34)の暴力だった。その情報を得た塚原強化本部長が、夫で協会副会長の光男氏と共に宮川に確認した場面での言動が問題になっている。協会は速見コーチに無期限の登録抹消処分を科したが、宮川はコーチの暴力を認めた上で「パワハラと感じていない」と処分の軽減を訴え、むしろ塚原夫妻の言動がパワハラだと告発したのである。

 体操界で隠然とした力を持ち、“女帝”と呼ばれる千恵子氏、そして光男氏に対しては以前から不満の声があった。その一つが1991年の全日本選手権でのボイコット騒動。審判が塚原夫妻が指導する朝日生命体操クラブのOBだったそうで、同クラブに有利な採点と疑念を抱いた他のクラブの指導者が所属女子選手をボイコットさせたという。


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