スター軍団・大阪桐蔭を撃破する金足農エース・吉田の必殺投法とは? 甲子園名将が分析 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
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スター軍団・大阪桐蔭を撃破する金足農エース・吉田の必殺投法とは? 甲子園名将が分析

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守田直樹,緒方麦週刊朝日

決勝も完投するのか。金足農・吉田の投球内容に東北勢初優勝がかかっている

決勝も完投するのか。金足農・吉田の投球内容に東北勢初優勝がかかっている

投手としてもスカウトが注目する大阪桐蔭の根尾

投手としてもスカウトが注目する大阪桐蔭の根尾

甲子園大会で3本塁打を放つ大阪桐蔭の藤原。吉田攻略のキーマンとなりそうだ

甲子園大会で3本塁打を放つ大阪桐蔭の藤原。吉田攻略のキーマンとなりそうだ

 夏の甲子園大会は8月21日、決勝を迎える。この最後の一戦を、このカードになると誰が予想できただろう。史上初となる2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(北大阪)と、第1回大会以来となる秋田県勢103年ぶりの決勝で東北勢初優勝を目指す金足農。プロ注目選手がずらりと並ぶスター軍団と、絶対的エースを擁する雑草軍団の勝負の行方はいかに。

【写真】投打で注目される大阪桐蔭の根尾

* * *
 決勝のポイントは、大会ナンバーワン投手の呼び声が高い金足農の吉田輝星と、強打の大阪桐蔭の対決だ。地方大会から1人で投げ抜いてきた吉田は、最速150キロの直球を武器に、甲子園でも三振の山を築き上げている。コントロールだけでなく、バント処理などのフィールディング、牽制、間の取り方と、評価はうなぎのぼりだ。

 春3回、夏2回の全国制覇を誇り、通算51勝の渡辺元智・元横浜監督は「吉田が変化球で打ち取るために、ストレートをうまく使えるかどうか。そして守備陣がしっかり守って、吉田の投球のリズムを支えることができるか」が勝負のカギと見ている。

 20日の準決勝第1試合の金足農―日大三のテレビ解説をした渡辺前監督は、吉田について「スライダーやツーシームをコーナーにつき、外角に速いボールを投げて、うまく組み立てていた」と評価。一方、第2試合の済美―大阪桐蔭は、「大阪桐蔭打線は済美の軟投派の投手にタイミングが合っていなかった。準決勝も手堅く勝つ野球をしていたが、スピードボールの投手を擁する金足農と日大三のどちらが決勝に進んできても対応できるようなバットスイングをしていた」と分析。

 では、吉田はどのような投球が求められるのか。渡辺前監督は「大阪桐蔭の根尾昂や藤原恭大といった強打者のインコースに力を込めたストレートを投げることができるか。アウトコース一辺倒では狙い撃ちされるのではないか。そこにスライダーやツーシーム、チェンジアップを織り交ぜる投球を見せてほしい」と語る。


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