

プロゴルファーの丸山茂樹氏が、マスターズの王者となったパトリック・リード選手の勝因、日本人選手たちへの評価などを語る。
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いやあ、見事な逃げ切りでしたね。今シーズンの男子海外メジャー初戦の「マスターズ・トーナメント」(4月5~8日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGC)は、27歳のパトリック・リード(米)が初優勝を飾りました。
最終日は後続に3打差のトップで出て、4バーディー、3ボギーの71。「きょうのラウンド以上に精神的にタフなゴルフはないと思う」とコメントしながらも、しぶとく1打差で米PGAツアー6勝目を挙げました。ここ最近のオーガスタはグリーンをサディスティックなまでに硬くしたりはしないんで、ほんとにフェアに戦えるようなセッティングになってると思うんです。だからそのとき本調子の人が勝つということで、今回のリードの勝ち方は素晴らしかったです。
彼は決め球をしっかり持ってて、オーガスタ大時代に2度のオールアメリカンに選ばれたように、経験豊富でメンタルが強い。プロになっても堂々とやれてますし、ジュニア時代から勝ち慣れてて、勝ち方も知ってるんです。華やかさには欠けるかもしれないけど、地味に素晴らしい選手だと思いますね。
2014年の「WGCキャデラック選手権」で優勝したときに「これで僕は世界のトップ5に入ったと思う。敵はタイガー(・ウッズ)」と発言して物議を醸しました。すげえなと思ってましたけどね。それで、まあトップ5はあれですけど、Aクラスには毎年いるんでね、そこは立派だなと思いますね。言うだけのことはあるなと思います。ボクシングで「1ラウンドでぶっ倒してやる」みたいな、あれと一緒でしょう。言って自分を奮い立たせるんでしょうね。