日本会議会長・田久保忠衛「自民の改憲案は生ぬるい。安倍政権には右からパンチを」 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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日本会議会長・田久保忠衛「自民の改憲案は生ぬるい。安倍政権には右からパンチを」

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田久保忠衛(たくぼ・ただえ)/1933年生まれ。時事通信社ワシントン支局長、外信部長などを歴任後、杏林大学教授、名誉教授。専門は国際政治学、米国外交。2015年4月から日本会議会長

田久保忠衛(たくぼ・ただえ)/1933年生まれ。時事通信社ワシントン支局長、外信部長などを歴任後、杏林大学教授、名誉教授。専門は国際政治学、米国外交。2015年4月から日本会議会長

 現実対応をしなくてはいけない首相という立場は分かるが、対ロ外交や天皇の退位問題含め、政権維持が目的になっている。日和るのは止めてほしい。信を得たのだから、真正保守政治家として、公明党を切る覚悟すら持って、堂々と憲法改正の実現に向け頑張ってもらいたい。

 米国第一主義、保護主義という戦後の米国政権にはない旗を掲げるトランプ大統領が間もなく訪日する。日本は日米同盟にひたすら一方的に依存してきたが、トランプ氏の背後にいるパット・ブキャナン氏が日本はカネが十分あるのに軍事的に何もしていないと指摘して「こんな日本にアメリカの青年が血を流せるか。自分で自分の国を守れ」と主張している。それにまともに答えられる日本の政治家はいるか?トランプ氏も同様の事を要求してくるだろう。

 韓国は近い将来南北統一し、日本に正式な公館を持たない核武装統一国家が出来るだろう。日本以外、ロシアや中国などの核と核の谷間に陥って何もできない時代になる。さらに、注視すべきは任期を延ばした習近平氏が米国と手を結ぶ可能性もある。習氏が描く米中大国でうまくやっていこうという最悪のシナリオになれば、日本にとっては大変な危機だ。(構成/本誌・村上新太郎)

週刊朝日 2017年11月3日号より加筆)


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