NBAの舞台も経験 日本バスケ界の「顔」 田臥勇太
NBAの舞台も経験 日本バスケ界の「顔」 田臥勇太

 2年目のBリーグが9月29日に開幕する。巨体が跳び、小兵が駆けるダイナミックなプレーの数々に、ブースターと呼ばれるファンが熱狂した1年目に続いて、熱い戦いが期待される。注目の選手を紹介する。

【写真特集】2年目のBリーグを熱くする男たち

■NBAの舞台も経験日本バスケ界の「顔」
田臥勇太(PG)/栃木ブレックス
2年連続の王者を狙うチームを引っぱる、誰もが認める日本バスケ界の「顔」。高校時代に3年連続3冠を達成、日本人として初めてNBAの舞台にも立ったレジェンドだ。現在、36歳。バスケへの情熱は微塵も衰えていない。

■エースの重責担い昨季のリベンジ誓う
比江島 慎(PG/SG)/シーホース三河
昨季セミファイナルで栃木に惜敗し、自らのミスで負けたと消沈。普段は飄々とした風貌で表情を見せないが、リベンジを誓う目には力がこもっていた。2季目の開幕戦の相手は栃木。因縁の相手をたたき、勢いに乗れるか。

■見逃すな! 瞬き厳禁のスピードスター
富樫勇樹(PG)/千葉ジェッツ
世代交代を狙う若手筆頭のホープだ。167センチと非常に小柄だが、それを補って余りあるスピードと意外性で、守備をきりきりまいさせる。股抜きパスにノールックパスと、プレーはまさに曲芸師のよう。

■誰も止められない無敵の点取り屋
ニック・ファジーカス (C)/川崎ブレイブサンダース
昨季はぶっちぎりの得点王に輝き、シーズンMVPにも選ばれたBリーグの絶対的な存在だ。210センチの巨体ながら遠めからのシュートもうまく、コートのどこからでも得点できる。昨季ファイナルで負けた雪辱を期す。

週刊朝日 2017年9月15日号