向井理 子どもが生まれて感じたこと… (1/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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向井理 子どもが生まれて感じたこと…

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向井理(むかい・おさむ)/1982年、神奈川県生まれ。俳優。2006年「白夜行」で俳優デビュー。映画、ドラマ、舞台、CM、ナレーションなど幅広く活躍(撮影/加藤夏子)

向井理(むかい・おさむ)/1982年、神奈川県生まれ。俳優。2006年「白夜行」で俳優デビュー。映画、ドラマ、舞台、CM、ナレーションなど幅広く活躍(撮影/加藤夏子)

 俳優・向井理の祖母の半生を綴った珠玉のラブストーリーが映画「いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~」になった(6月24日公開)。脳梗塞で入院した祖母の頼みで、手記をパソコンで入力することになった大学生の理。そこに綴られていたものは……。脚本を手がけた山本むつみと祖父を演じた向井が映画の魅力を語り合った。

*  *  *
山本:映画の原作となった向井さんのおばあさん(朋子さん)の手記「何日君再来」について私が初めてお聞きしたのは、2010年のことでした。NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の撮影の最終日に「今、すごくやりたいものがあるんです」って向井さんがおっしゃったんです。

向井:「ゲゲゲの女房」のむつみさんの脚本が素晴らしく、ぜひお願いしたいと思い、お話ししたんです。

山本:一読して素敵なラブストーリーだと思いました。読み込めば読み込むほど、朋子さんご一家が大好きになるんです。戦後の貧しい時代を生きた市井の人の話だけれど、家族愛など普遍的なメッセージが込められていますよね。

向井:それから約7年たった今、映画になり、それが結果的に、とてもよかったと思っているんです。僕はこの作品で祖父にあたる吾郎を演じているんですけど、結婚をし、父親になるころの吾郎と僕自身が今、同世代。この年齢で、偶然にも吾郎を演じられたことがありがたいと思っています。

山本:この間に、向井さんはたくさんの作品に参加し、さまざまな役を演じられ、プライベートでは結婚をしてお子さんにも恵まれ……不思議な巡り合わせみたいなものがあるんじゃないでしょうか。

向井:そんな気がちょっとするんですよ。僕が祖母の手記に出会ったのは大学生のときでした。手記を自費出版して祖母の卒寿のお祝いにしようと母たちが考え、僕がパソコンでデータ化する作業を引き受けたんです。

山本:向井さんはおばあちゃん子だったんですよね。


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