子孫が語る刀剣と秘話 黒田官兵衛が拝領した凄まじい切れ味の名刀 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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子孫が語る刀剣と秘話 黒田官兵衛が拝領した凄まじい切れ味の名刀

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週刊朝日#歴史
黒田官兵衛の子孫は「官兵衛は刀はもらったが、それは武器ではなく、平和へ導くための道標として感じていたのではと思います」と語る (※写真はイメージ)

黒田官兵衛の子孫は「官兵衛は刀はもらったが、それは武器ではなく、平和へ導くための道標として感じていたのではと思います」と語る (※写真はイメージ)

 官兵衛がいかに信頼されたかのエピソードが他にもある。小田原攻めの際、豊臣からの使者として訪れた官兵衛に、北条氏直は和睦のお礼として『吾妻鏡』とともに家宝である日光一文字を贈っている。

「官兵衛は刀はもらったが、それは武器ではなく、平和へ導くための道標として感じていたのではと思います。私は刀は怖い凶器だと思いますね」(黒田さん)

 余談だが、その福岡市博物館では今年1月の企画展で「へし切長谷部」を展示公開していた。

 これまでの来場者はほぼ男性の刀剣愛好家だったが、今年は客層が一変し、9割以上が20~30代の女性。その変化に驚いた学芸員が調べたところによれば、実在の名刀をイメージした美形の男性キャラクターが戦う人気のオンラインゲーム「刀剣乱舞」に登場する、忠誠心の強い戦士の名が「へし切長谷部」で、本物を見るために来場したとのことだった。

 世はまさに「刀剣女子」時代だ。(ライター・植草信和、本誌・鮎川哲也)

週刊朝日 2017年2月24日号


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