靴に画鋲、剃刀入りのファンレター…“トシちゃんの妹”松本伊代が明かすデビュー当時 (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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靴に画鋲、剃刀入りのファンレター…“トシちゃんの妹”松本伊代が明かすデビュー当時

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松本伊代まつもと・いよ/1965年、東京都生まれ。81年にTBS系「たのきん全力投球!」の田原俊彦の妹役でデビュー。「センチメンタル・ジャーニー」でブレークする

松本伊代
まつもと・いよ/1965年、東京都生まれ。81年にTBS系「たのきん全力投球!」の田原俊彦の妹役でデビュー。「センチメンタル・ジャーニー」でブレークする

 学業との両立は、堀越高校だからすごいサービスをしてもらって(笑)。試験だけは受けてくれという感じだったと思います。午前中の授業だけ出て、午後には仕事に行っていました。単位の埋め合わせの方法がいろいろあるので、なんとかなりました。

 ピンクレディーさんは、寝る暇がなかったので立ったまま眠っていた……という話を聞いたことがありますが、私はそんなことはありませんでした。当時の平均睡眠時間は4~5時間くらいですかね。デビューのときに「2年間はお休みはあげませんからね」と言われたんですが、その通り、休みはなかったです。土日は地方に行っていました。

 ファンも熱い時代でしたので、地方に行ったときは、コンサート会場からホテルに移動するのにも技が要りました。楽屋口にすごい人が集まって出られないという感じでした。機材車に一回乗ったりして、移動の車が分からないようにするんです。会場にはブンブン(といってバイクを運転する真似をする)の人たちがたくさんいて、追いかけてきますから。だから、会場からホテルに直行するだけで、どこかへおいしいものを食べに行くということもなくて、だいたいがルームサービスでした。

 当時は堀ちえみちゃんと仲良しだったかな。いろんな話もしましたけど、事務所の人からは「お金の話は一切するな」と言われていました。比べちゃいけないからですね。ただ私は自宅に住んでいましたし、給料は振り込まれても母が管理していたので、自分のお金がどうなっているかわからなかったんですけど。

 ちえみちゃんは事務所の人に言われて、譜面台だったり鏡台だったりを自分で買って、その領収書を処理していました。すごい偉いなあと思いながら見ていました。私の場合は、全部事務所で買ってくれましたから。

 買ってもらうといえば、事務所の社長さんがいろんな物を買ってプレゼントしてくれました。その頃は全然興味がなかったブランド品のバッグとか時計とか。しばらくしてから、それがカルティエだったりロレックスだったりと分かって、これ、すごーーいって。もうびっくり。こんなすごいのをプレゼントしてもらってたんだあ、と。


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