中野伊助メノウ石の眼鏡ホルダー 1万7280円全長最大96cmのネックレス部分は後ろのおだまき部分で長さの調節が可能。千年以上前から京都に伝えられる「京組みひも」でできている。ペンダントトップは直径5.4cm、内径3cm、厚さ3mm。全体の重さは約30g。石の色は個体差がある(撮影/写真部・松永卓也)
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中野伊助
メノウ石の眼鏡ホルダー 1万7280円

全長最大96cmのネックレス部分は後ろのおだまき部分で長さの調節が可能。千年以上前から京都に伝えられる「京組みひも」でできている。ペンダントトップは直径5.4cm、内径3cm、厚さ3mm。全体の重さは約30g。石の色は個体差がある(撮影/写真部・松永卓也)

 贈り物として、自分自身を“大人”として演出するものとして、知っておきたい“粋”な一品。今回は、中野伊助の「メノウ石の眼鏡ホルダー」を紹介する。

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 仏教において、メノウ石は仏や浄土の美しさを象徴する「七宝」の一つとされてきた。なかでも、色が心臓や血液を連想させることから、長寿や健康と縁深いのが赤メノウ石だ。

 明和元(1764)年創業の老舗・京念珠専門店「中野伊助」が、その赤メノウ石を使って禅の形象である「円相」の眼鏡ホルダーに仕立てた。ついどこに置いたか忘れてしまう眼鏡をスマートに身につけられる。

 始まりも終わりもない円は、禅の世界では悟りの象徴とされている。禅の心を表す新しい形のお守りとして、さりげなく使いたい。

■本商品は朝日新聞社の通信販売「朝日新聞SHOP」でもご注文いただけます。
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週刊朝日 2016年9月30日号