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室井佑月 民進党の行く末に「さっぱりわからないんだよね」

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民進党の岡田代表

民進党の岡田代表

 作家の室井佑月氏は、代表に立候補した蓮舫氏の会見内容に、疑問を呈する。

*  *  *
 民進党ってどうなってるの? 岡田さんの次の代表になるため第2自民党のような連中が暗躍しているのは知っているけど、それ以外はどうするつもり?

 今の執行部の路線を引き継ぐといわれている蓮舫代表代行が本命視されている。けど、彼女の立候補会見を見たけど、どうしたいのかがさっぱりわからない。

 代表選をするのなら、共産党を含む野党共闘を争点にしなくては意味がない。

 連合の有力メンバー、原発推進の「電力総連」などとの付き合いだって、どうしていくのか知りたい。

 以下は蓮舫さんの会見の抜粋と、あたしの感想だ。

「民進党は何を行いたい政党なのか。民進党はどんな国を作る政党なのかを、しっかりと多くの皆様方に分かっていただける代表選にしていきたいと思っている」

 熱狂的な固定支持者がいる自民党と違い、ほとんどの有権者は民進党に、なんの思い入れもない。現状を苦々しく思っている国民の気持ちに、寄り添ってくれるかどうかが大事なのだ。

「政権が間違った方向とか、あるいは政権や与党が国民を幸せにしない政策とか、納得できない政治を作ったときに、それを牽制する役割はもちろんある。でも、私たちはさらにその一歩先に対案がある、提案がある、提言がある」

 きちんと牽制できてからだ、うちらが「その一歩先にある対案」というものを聞いてみたくなるのは。牽制に牽制をする議員が、民進党にいるのが不味(まず)い。


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