小林麻央「若年性乳がん」 乳がん全体のわずか2.7% (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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小林麻央「若年性乳がん」 乳がん全体のわずか2.7%

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結婚披露宴後の麻央 (c)朝日新聞社

結婚披露宴後の麻央 (c)朝日新聞社

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が、キャスターで妻の小林麻央(33)が乳がんを患っていることを告白した。記者会見で、時折笑顔を見せ、報道陣の質問に気丈に答える姿には“決意”すら感じた。一方、サバサバとした表情とは裏腹に、明かされる病状は深刻だった──。

 麻央にがんが見つかったのは、1年8カ月ほど前。32歳のときだ。一般的な乳がんの場合、罹患率は40代で増え、40代半ばから後半でピークを迎える。だが、麻央のように20代や30代で発症する例もあり、こうしたタイプを「若年性乳がん」と呼んでいる。

 日本乳癌学会のデータベースによると、若年性乳がんは乳がん全体の2.7%で、それほど多くない。ただ、一般の乳がんとは違った性質を持つことが少なくないという。乳がん検診専門のベルーガクリニック院長の富永祐司医師は、「若年性乳がんには“トリプルネガティブ”というタイプが多い」と危惧する。

 乳がん治療の3本柱は、手術、薬、放射線で、このうち薬物治療では、抗がん剤、ホルモン剤、分子標的治療薬をがんの性質に応じて用いていく。トリプルネガティブとは、このうちのホルモン剤や分子標的治療薬が効かない乳がんを指す。

 また、進行のスピードが速いのも若年性乳がんに多いタイプという。

「通常は、がん細胞は乳腺にでき、徐々に増殖していくものです。ところが、なかには、突然、ポンとある程度の大きさのがんができることもある。そのメカニズムはまだわかっていませんが、そういう場合、毎年がん検診を受けていたとしても、ある程度進行した状態で見つかることが多いです」(富永医師)

 報道によると麻央は進行がんで、会見ではがんのステージ(進行度)を「深刻」と説明している。進行がんとは、がんが皮膚などに広がるか、リンパ節転移を伴う「ステージIII」と、肺や肝臓、骨などに遠隔転移がある「ステージIV」を指す。


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