日本の農地を守る“キレキレ”のワインは滋賀にあり! 食事の相性も◎ 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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日本の農地を守る“キレキレ”のワインは滋賀にあり! 食事の相性も◎

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キレの良い酸は、料理の味わいを引き立てる

キレの良い酸は、料理の味わいを引き立てる

 フード&ワインジャーナリストの鹿取(かとり)みゆきさんが、日本ワインを紹介する。今回は、滋賀県「ヒトミワイナリー」のアブソリュート エゴ キレキレ 2013(白)。

*  *  *
 種なしの小さなブドウ、デラウェアに慣れ親しんだ人は多いだろう。かつて家庭でも大人気だったが、最近はピオーネなど大粒ブドウに押され気味だ。栽培面積は全国で減り続け、名産地の山形県では耕作放棄される畑も増えており、状況は深刻だ。

 けれども、滋賀県東近江市にあるヒトミワイナリーの栽培醸造責任者である岩谷澄人さんは、北海道から九州まで栽培されてきたこのブドウこそ、日本ワインにふさわしい原料だと考えた。

 大切にしたのが食事との相性だ。「Absolute Ego KireKire(アブソリュート エゴ キレキレ)」は、ブドウの収穫時期を約半月早めた。それで保たれるキレの良い酸は、料理の味わいを引き立てる。

 また岩谷さんは、山形県内陸部の置賜盆地にある50軒の農家と契約。放棄地寸前のブドウ園をワイン用デラウェアの畑として存続させた。食卓になじむ日本ワイン造りは、日本の農地を守ることにつながる。岩谷さんは、この両方を目指している。

週刊朝日 2015年11月20日号


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