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山口組分裂 ほんとの「仁義なき戦い」前夜

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山口組の司組長 (c)朝日新聞社 

山口組の司組長 (c)朝日新聞社 

 日本最大の指定暴力団山口組(総本部・神戸市)が分裂。有力組織の山健組などが離脱し、新組織「神戸山口組」を結成するとみられ、一触即発の様相である。

 9月1日、山口組の総本部では定例会が開かれた。続々と直参(じきさん)と呼ばれる直系組長が駆けつけたが、そこには神戸山口組に参加するとみられる、離脱した組の組長の姿はなかった。

 現在、山口組のトップは名古屋の弘道会を母体とした、6代目の司忍(つかさ・しのぶ/本名・篠田建市)組長。これまで山口組は、発祥の地・神戸の組が主流だった。その中核が、5代目の渡辺芳則組長が輩出し、今回、反旗を翻した山健組。「神戸山口組」のトップには、山健組の井上邦雄組長がつくとみられる。

 5日に開かれた神戸山口組の定例会。山口組を離脱した有力組織が山健組に集結。午後には、指定暴力団・住吉会の幹部も姿を見せ、井上組長以下、大勢の組長が出迎えた。

 司組長がトップについてから、弘道会と山健組の間では「冷戦」が続いていた。

「山口組の主流は山健組や。けど、司組長は次の7代目も8代目も弘道会がトップをとる、本家も名古屋に移すなどと言っている。それには我慢がならないと、割ったんや」(山健組の幹部)

 だが、弘道会の幹部によれば、

「出ていった連中が言っていることはデタラメもいいところ。6代目は元気いっぱい。すぐに跡取りが必要な状況ではないのに、ふざけている」


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