外見上は幸せそのものだったが…(イメージ写真)
外見上は幸せそのものだったが…(イメージ写真)

 事件が発覚した直後の2月9日午後3時半ごろ、千葉県柏市酒井根に住む老人は、ただごとではない様子の隣人の姿を目撃した。

「ハンサムで愛想の良い夫が自宅前で、顔面蒼白で電話をかけていた」

 その妻である、牧野理香容疑者(36)は長女の怜ノ亜(れのあ)ちゃん(4)と次女の伶依咲(れいさ)ちゃん(1)を同日午後2時半ごろに三角巾で絞殺。

「娘を殺した」と妻から連絡を受け、勤め先から慌てて帰宅した夫(31)が愛娘2人の遺体を確認し、110番通報したのだ。前出の老人がこう言う。

「近くのママ友たちと、いつもにこやかに談笑している上品な奥さんだった。事件は信じられなかった」

 4人暮らしの牧野家は4年ほど前に一軒家を新築し、自家用車を2台所有。外見上は幸せそのものだった。

「育児に疲れた。2人を殺して私も死のうと思った」と供述している理香容疑者はどんな母親だったのか。

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