SNSしながらお遍路 初めてに最適なアプリとは 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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SNSしながらお遍路 初めてに最適なアプリとは

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 本誌連載の「おすすめアプリ生活」。今回、ライターの小幡恵が推薦するのは、お遍路を気軽に楽しくするアプリ。

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 お遍路というと、つい思い出すのが映画「砂の器」。病のために故郷を追われた加藤嘉演ずる父親が幼い息子を連れ、杖にすがりながら歩き続けるあの姿だ。うるうる(涙)。

 しかし、今どきのお遍路はぐっとカジュアル。最も有名な遍路道は四国八十八カ所の1400キロだが、バブル崩壊後の自分探し、大量リタイアした団塊の世代のオジサンたちへとお遍路ブームは少しずつ広がり、最近は行程の一部だけを回るもの、すべて観光バスで回るもの、自転車で走破するものと、さまざま。

 なかでも20代の若者が増えている。道沿いの「お接待」も、地元の人たちと交流ができることが大きな魅力となっている。

 そんなご時世、当然のように登場したのが「お遍路アプリ」。

 八十八カ所の札所地図はもちろんのこと、現在地からの距離、経路も表示される。札所ごとの情報も詳しく、自分で撮った写真、メモを登録して遍路日記にすることもできる。Facebook、TwitterなどのSNSと連携させれば、アプリから直接投稿が可能だ。

 一人寂しく自分を見つめる、ストイックな遍路ばかりではなく、行路の風景、出会った人の写真を記録がてらSNSにアップすれば自分の「無事」も知らせられるし、知り合いから励ましのコメントももらえる。「俗世を離れるための遍路じゃないのかよ」と突っ込みたい気もするが、SNSでモチベーションが上がって結願できるなら、きっとお大師様も許してくれると思う。

 お経、真言も収録されているので「初めての遍路」にはまさに必携のアプリ。ひとつの札所を「クリア」したら、アプリ画面の鈴をタップすると「ちり~ん」とカワイイ音もする。

 これはiPhone用だが、Android用でも歩数計つきなど複数の遍路サポートアプリが出ている。いまどきのお遍路はスマホとお大師様と「同行3人」なのだ。

週刊朝日  2014年12月26日号


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