田原総一朗「人相が悪くなった安倍首相に野党が勝てない理由」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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田原総一朗「人相が悪くなった安倍首相に野党が勝てない理由」

連載「ギロン堂」

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応援演説する安倍首相。人相が悪くなった?

応援演説する安倍首相。人相が悪くなった?

 ジャーナリストの田原総一朗氏は、今回の解散・総選挙で自民党を選ばざるをえない理由をこう語る。

*  *  *
 国民の多くは、安倍晋三政権が衆議院を解散したことに、少なからず不満を持っている。新聞各社の世論調査でも、解散を支持しないという意見が6割以上だった。安倍政権に好意的な産経新聞の世論調査でさえ、72%が解散を支持していない。

 ところが、朝日新聞が12月4日付朝刊で報じた衆院選の序盤情勢調査は、意外な結果だった。自民党は公示前の293議席を上回り、300議席を超える勢いである一方、民主党、維新の党ら野党は伸び悩んでいるというのだ。同日、読売新聞も「自公 300超す勢い」、毎日新聞も「自民300議席超す勢い」と、与党の圧倒的な優勢を報じた。

 この差は何を意味するのか。国民の多くは解散に不満を持ちながらも、自民党以外に投票できる政党がなく、思い悩んでいるのではないか。
【速報!注目候補の当落まとめ】
 これまで経済の専門家たちの多くは、日本の経済成長の時代はすでに終わったという意見だった。資本主義は終焉を迎えるという主張まであった。アベノミクスは、こうした悲観論に対する挑戦だった。少なからぬ国民が、「経済を成長させてみせる」という安倍政権に疑問は持ちながらも、チャレンジに期待したいと思ったのである。

 一方で、民主党を中心とする野党が主張するのは成長論ではなく、「株価が上がっても庶民には恩恵が回ってこない」「非正規雇用を減らして正社員を増やすべきだ」というような分配論ばかりだ。だが、成長がなくては、富の分配もない。野党の主張には、成長のエネルギーが感じられないという問題点がある。


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