撮影/関口達朗
撮影/関口達朗
撮影/関口達朗
撮影/関口達朗
撮影/関口達朗
撮影/関口達朗

 パチ、パチ。会場内に駒を打つ音が響く。プロに負けない熱戦を繰り広げるのは、子ども棋士たちだ。

 未就学児から小学6年生までの約3千人が参加した、子ども将棋で日本最大規模の「テーブルマークこども大会」(東京大会)が11月16日、東京ビッグサイトで開催された。決勝戦の舞台は、JTプロ公式戦の決勝戦で同日、羽生善治名人と渡辺明二冠が戦った場所だ。低学年と高学年の部でトーナメントを勝ち抜いた、各2人が羽織袴をまとい、プロ棋士による大盤解説付きのステージへ。プロも使う一手を指すなど、大人びた対局をするも、やはり子ども。「サッカーも好きだけど、やっぱり、将来の夢はプロ棋士!」と高学年の部で優勝した吉池隆真君(10)は、笑顔をはじけさせた。

 未来の天才棋士に乞うご期待!

週刊朝日  2014年12月5日号