袋小路を楽しむ? 「ドンツキ協会」の取り組み 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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袋小路を楽しむ? 「ドンツキ協会」の取り組み

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奥に見える古い料亭と東京スカイツリーの未来感が対照的な風景(撮影/写真部・岡田晃奈)

奥に見える古い料亭と東京スカイツリーの未来感が対照的な風景(撮影/写真部・岡田晃奈)

「住人の生活感が溢れているのもドンツキの魅力」と齋藤さん。ドンツキ協会では住民の迷惑にならないよう心掛けるなどの決まりを制定し、ツアーも開催している(撮影/写真部・岡田晃奈)

「住人の生活感が溢れているのもドンツキの魅力」と齋藤さん。ドンツキ協会では住民の迷惑にならないよう心掛けるなどの決まりを制定し、ツアーも開催している(撮影/写真部・岡田晃奈)

 永井荷風や幸田露伴など、多くの文豪が愛した街「墨東(ぼくとう)」は、東京都墨田区北部一帯・向島と呼ばれる地域を指す。関東大震災や戦災を免れた民家が密集した細い道が入り組み、昭和の面影を色濃く残すエリアだ。

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 歩を進めると、度々袋小路に迷い込む。案内してくれた環境デザイナーの齋藤佳(けい)さんは「ここでは地図が意味をなさないんです」と笑った。齋藤さんはこのエリアに多い袋小路を「ドンツキ」と呼び、2011年に地元の仲間と「ドンツキ協会」を発足。今年の9月には袋小路にある住居へ引っ越したという惚れ込みようだ。「ドンツキには街の文化が詰まっている」と、袋小路を研究する取り組みも面白い。

 昭和初期の木造家屋、昔ながらの総菜屋、軒先で談笑する人々……。路地裏に足を踏み入れると、下町らしい光景が姿を現す。気ままに「ドンツキ」に突き当たる墨東散歩。訪れる際は迷子にならないようご注意を。

週刊朝日  2014年11月28日号


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