野球界のスター選手“海外流出”を防ぐには (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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野球界のスター選手“海外流出”を防ぐには

連載「ときどきビーンボール」

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週刊朝日#東尾修
セガサミーカップ前に丸山茂樹(左)と練習する松山英樹(7月1日、北海道・ザ・ノースカントリーGC)(c)朝日新聞社 

セガサミーカップ前に丸山茂樹(左)と練習する松山英樹(7月1日、北海道・ザ・ノースカントリーGC)(c)朝日新聞社 

 男子プロゴルフツアーの前座に参加した西武元監督の東尾修氏は、球界の活気を取り戻すヒントがあったとこう語る。

*  *  *
 久しぶりに楽しい前夜祭とプロアマだった。7月3日から4日間行われた男子プロゴルフツアーの「セガサミーカップ」の前座にお邪魔してきた。1日の前夜祭、2日のプロアマと、最近の男子の試合はスポンサー離れも続いていると聞いていたから、選手の危機感や必死さも伝わってきて、感じるものがあったよ。

 前夜祭では、池田勇太選手会長の、スポンサーへの感謝と「いい試合をしよう」という心のこもったあいさつに胸が熱くなった。石川遼、松山英樹が久々のそろい踏み。近くでイケメン2人の技術を見られる、またとない機会となった。

 ゴルフ界ではここ10年近く、女子の活況が続いている。宮里藍がプロデビューして以来、10代、20代前半の若手が毎年のように台頭し、好成績を残している。スポンサー回りや、大会前に開催されるプロアマ戦などで、身近さをアピールする努力も成功の秘訣だ。年間試合数も男子より多い。15歳のツアー優勝なんてニュースもあって、話題性も十分。賞金女王が男子の賞金王の獲得賞金を上回るなんて年もあるくらいだ。

 野球界でも「カープ女子」という言葉が全国区になったように、女性ファンが多くなって野球場の雰囲気が変わった。女性用のレプリカユニホームも発売され、華やかさは増したよね。各球団も努力している。女性限定のイベント開催などもそうだ。人気は、現場の選手たちの活躍と球団の取り組みなど、球界全体が一体となって実現されるものなのだと感じるよね。


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