綾野剛「人としての評価と、役者としての評価は違う」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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綾野剛「人としての評価と、役者としての評価は違う」

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週刊朝日

 どこもかしこも綾野剛、だ。今年、既に連続ドラマ3作、出演映画も3作公開された。不気味な男から麗しい男まで、まるで違う姿を見せる。そんな「体が空かない」多忙の彼を、本誌が独占撮影。

 射るような目が、泣いているようにも見える。この危うい魅力が、心を奪うのだろう。

「太陽2068」で舞台初主演を飾る。一昨年、舞台を見に来てくれた蜷川幸雄さんとの「次、舞台をやるなら蜷川さんの作品で」という約束を守った。圧倒的に芝居で見せる舞台だという。

「役者と役者の呼吸に、(観客に)ついてきてもらわなきゃいけない。セリフをしゃべっていない人のほうが面白い芝居をしていたら、そちらに目がいってしまう。そのくらい人の目は暴力性があるんです」

 デビューからしばらく単館系映画に出演。その「安定剤」のような居場所が広がり、今はゴールデンのドラマも深夜ドラマも、メジャー映画も単館も、全部やる。

「人としての評価と、役者としての評価は違います。僕は自分の人間的評価に今は興味がないです。役者的評価をしてもらうために、いろんなことをやりたい。テレビだとテレビを見る人だけにしか評価されない。映画も、映画を見る人にしか評価されないから」

 人気の熱に息が詰まる瞬間はないのかと尋ねると、即否定した。

「このまま、いけるところまでいき続けます。圧倒的、というより絶対的な存在までいけるように。絶対に止めないです」

 熱く語ったそばで、ふっと笑って「仕事があれば」と付け足した。

週刊朝日  2014年7月11日号


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