“暴君”金正恩またナンバー2を粛清か 次なる「抹殺リスト」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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“暴君”金正恩またナンバー2を粛清か 次なる「抹殺リスト」

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週刊朝日#北朝鮮

次なる“粛清候補”の崔竜海氏=朝鮮通信 (c)朝日新聞社 

次なる“粛清候補”の崔竜海氏=朝鮮通信 (c)朝日新聞社 

 北朝鮮でさらなる“粛清リスト”がつくられているという。軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏が取材した。

 北朝鮮は3月10日、最高人民議会(国会に相当)の代議員選挙で金正恩(キムジョンウン)第1書記が賛成100%で当選したと発表した。その一方で昨年12月に処刑された張成沢(チョンソンテク)・前国防副委員長の元妻で金正恩の実叔母、金敬姫(キムギャンヒ)書記らは幹部名簿に名前がなかったという。

「力を持った者は、裏切る前に必ず排除せよ」

 簡単に側近を切り捨てるのが、金王朝の血塗られた“掟”なのだ。

 そんな中、金正恩政権のナンバー2とされる崔竜海(チェリョンヘ)・軍総政治局長の“粛清”説が流れていた。

 2月28日に韓国在住脱北者のラジオ局「自由北韓放送」が「崔竜海が監禁されて取り調べを受けている」と伝え、それを有力紙「朝鮮日報」なども報じたのだ。

 叔父の張成沢に続き、さらに最高幹部の粛清という驚愕情報に、日米韓のインテリジェンス筋にはにわかに緊張が走った。

 崔竜海は昨年、処刑された張成沢に代わり、金正恩の公式行事出席や現場視察に、他の誰よりも多く同行した最側近だったが、今年に入って激減していた。しかも、いくつかの重要な行事に呼ばれていないのだ。

「これは、張成沢が失脚したパターンと、非常によく似ている。張成沢も2011~12年には金正恩に同行した回数が最も多かったが、昨年になって激減し、3番目に落ちていた。その間、金正恩の意向を受けた秘密警察が監視にあたったが、それでもいきなり消えたわけではなく、失脚直前の昨年11月には訪朝したアントニオ猪木議員と会談するなど、いちおう表舞台にはその姿を見せてました」(韓国国家情報院関係者)


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