みのもんた「番組降板会見」で語られなかった本音 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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みのもんた「番組降板会見」で語られなかった本音

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セクハラ疑惑についての質問もあったが、否定した (c)朝日新聞社 

セクハラ疑惑についての質問もあったが、否定した (c)朝日新聞社 

「世に送り出したとしたら、その責任は私にあります。申し訳ありません」

 10月26日、都内のホテルで会見を開いたみのもんた(69)はその冒頭、カメラの強烈なフラッシュを全身に浴びながら数十秒間、頭を下げ続けた。

 発端は9月11日。日本テレビ社員(当時)の次男が窃盗未遂容疑で警視庁に逮捕され、みのはTBSの報道番組「朝ズバッ!」と「サタデーずばッと」の出演自粛を決めた。

 ところがその後、自身のラジオ番組内で「私は別に何をやったわけでもない」などと言い、親は親、子は子との姿勢を強調した。

 会見でみのは、自粛中に「気持ちの変化」が生じ、次第に親の責任を認めるようになっていったと説明。「報道の番組から降りることが、私にとって一番苦しい」と、TBSの両番組を降板する“ペナルティー”を自らに科したと説明した。

 だがTBSの社員からは、こんな声も漏れてくる。

「みのさんの朝ズバに対する愛着、執念は並々ならぬものがありました。昵懇(じっこん)の井上弘会長もみのさんを守ろうとしていましたが、結局はスポンサーと世論の批判にお手上げとなってしまった。最後は会長自らが引導を渡したんです」

 実際、みのが会見で降板について「悔しいです」と目を潤ませる場面もあった。「朝ズバッ!」への出演を「誇りと喜びを感じていた」と述べただけでなく、「報道系の番組は僕の昔からの憧れ」で、久米宏や古館伊知郎らを特別視していたとも口にした。

 それほど思い入れのあった報道番組を降板したみのだが、文化放送のラジオ番組と読売テレビ(日本テレビ系)の「秘密のケンミンSHOW」の出演は続けるという。会見では「降板は全局に申し入れた」とした上で、「何としてでもしゃべる場を私は離したくないんです」と視聴者に理解を求めた。

 上智大学の碓井広義教授(メディア論)が言う。

「みの氏には一世一代の会見となりましたが、私が気になるのは局側の説明責任です。出演を継続する2局は視聴者に理由をきちんと伝える責務があるのではないでしょうか」

 会見では自分を「思い上がっていた」とも述べたみの。最後の質問となった「息子さんに一言」に対し「バカ野郎!」と吠えた。

週刊朝日 2013年11月8日号


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