合格祈願の「代参り」 忘れちゃダメなこと 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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合格祈願の「代参り」 忘れちゃダメなこと

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湯島天神には願いを込めた絵馬が鈴なりに (c)朝日新聞社 

湯島天神には願いを込めた絵馬が鈴なりに (c)朝日新聞社 

 受験シーズンまっただなか。勉強に追われる子どもや孫に、何かしてあげたい。そんなときには、神頼みはいかがだろう。本人以外が参拝するのを「代参り」「代参」というが、これは江戸時代から盛んに行われていた伝統的な参拝法だ。専門家にその方法を聞いた。

 ベストセラー『日本人のしきたり』を著した、元宮内庁書陵部首席研究官の飯倉晴武さんは、「代参の際はまず、代わりに参拝に来た人と、祈る対象者との関係をきちんと神様にお伝えすることが大切です。自分と祈る対象者の氏名や関係、住所、生年月日、年齢、受験校などをできるだけ具体的に言い、明確にお願いするといいですね」と話す。

 例えば、「私は山田トオルの祖父の太郎です。○○市に住む孫の山田トオルが△△大学理工学部を受験します。トオルも一生懸命勉強していますので、どうかよろしくお守りください」と、はっきりと祈願したほうがいいという。

「せっかく来たのだからと欲張って、商売繁盛や自分の出世など、違う種類の願いをあれこれとくっつけるのはあまり好ましくありません。あくまで大切な人の合格祈願に集中しましょう」(飯倉さん)

 代参に行くときは、時間も気にしたい。「その日最初にする」ということが大事なので、午前中が望ましいという。用事や観光は参拝の後にしよう。

 合格祈願では、もう一つ忘れてはいけないことがある。飯倉さんはこう強調する。「結果はどうであっても、お礼参りは忘れずにしてください。受験が終わったら、できれば本人が行って、ご報告とお礼の参拝をしましょう。『祖父の○○が2月にお願いに参りました△△です』というように言って、きちんと報告し、今後がんばりますとお伝えすれば、その後も学業の成就をお守りくださるでしょう」。

週刊朝日 2013年2月15日号


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