ビールを飲むと塩辛いものが食べたくなるのは「体のしくみ」 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

ビールを飲むと塩辛いものが食べたくなるのは「体のしくみ」

このエントリーをはてなブックマークに追加
週刊朝日#食

 いよいよ本格的な夏がやってくる。暑くなると、無性に飲みたくなるのがビール。火照った体に冷たいのどごしがおいしい! でも、つい飲みすぎてしまう。そこで心配になるのが体重や痛風。ビールを健康的に飲み続けることは可能なのだろうか。

 まずはビールを飲みながら考えることにしよう。

 向かった先は、東京・銀座にある老舗「ライオン銀座七丁目店」。ビールを注いで46年の海老原清さんを指名した。

 グラスに注がれると同時にできた真っ白な泡が、とろけそうに滑らかだ。「完璧な洗浄と品質管理を心掛ける」という達人のビールを2時間で中ジョッキ3杯。それに加えてビールのカクテル1杯。食べたのはポテトとソーセージのガーリック妙め、ステーキ、チキンの唐揚げ。

 しまった。頼みすぎた。

 飲んでいるうちに、なぜ脂っこく塩気のあるものを食べたくなるのだろう。サッポロビール認定ビールアドバイザー・権藤新之介さんに聞くと、「体のしくみです」と言う。

「ビールを飲むと、尿などと一緒にミネラル分が体から出るので、無意識に塩分を欲します。ビールには口内の油分を洗い流す『リフレッシュ効果』もあるので、脂っぽいものでも次々食べられるんです」(権藤さん)

 アルコールを飲むと、肝臓がアルコール分解で忙しくなり、糖を生成しなくなって低血糖になりやすくなる。生理的に体が糖を求めておなかがすくわけだ。酔って理性が壊れて、食欲の歯止めが利かなくなるだけではないとは驚き。

※週刊朝日 2012年7月20日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい