「入れ墨」ありの大阪市職員 「タトゥーで免職は勘弁」と嘆く 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「入れ墨」ありの大阪市職員 「タトゥーで免職は勘弁」と嘆く

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 今年2月、市の児童福祉施設の職員が児童に入れ墨を見せていたことが発覚し、橋下徹市長の指示で、市職員に「入れ墨調査」を行った大阪市。その結果、110人の職員に入れ墨があることが、5月16日わかった。職場別に見ると、ゴミ収集などを担当する環境局が73人と断トツで多く、次に地下鉄や市バスの運行をしている交通局が15人だった。

 環境局のAさんは、在職10年以上。市のアンケートに「入れ墨がある」と回答した。アンケートの最初の質問は、〈現在、あなたは入れ墨やタトゥーをしていますか〉。それを読んで、Aさんの手は止まった。

 市の調査は、教育委員会を除く職員約3万4千人が対象だが、人目に触れない部位の入れ墨については、強制的な回答義務はなかったからだ。

「『黙っていよう、回答を拒否しよう、法律に触れることではないから』と思った。けど、職員として税金で給料をもらっている。もし、ウソを書いて後でバレたときのことを考えた。すごく悩んで、正直に応えることにしました」(Aさん)

 橋下市長は、入れ墨のある職員に対し、市民と接しない場所への配置転換を検討している。入れ墨に関するルールも明文化するという。厳しい対応をとる橋下市長の姿勢は、そう簡単に変わることはないだろう。

「こういう時代、公務員に入れ墨がそぐわないということはわかる。だが、違法でもないタトゥーで免職は勘弁してほしい」(Aさん)

※週刊朝日 2012年6月1日号


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