専用グラス不要の金環日食を楽しむ「裏技」を天文ガイド編集長が伝授 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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専用グラス不要の金環日食を楽しむ「裏技」を天文ガイド編集長が伝授

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 今月21日、本州、四国、九州と太平洋側の幅広い地域で見ることのできる金環日食。東京では173年ぶり、次は300年後というから「一生に一度のチャンス」と話題になり、ホテルやエンターテイメント施設でもさまざまなイベントが企画されている。

 とはいうものの、時間も出費も最小限で楽しめるのに越したことはない。

 ありがたいことに、太陽が見える位置ならばどこからでも拝めるのが今回の金環日食。出勤や通学の時間とも重なるため、自宅や会社近くで手軽に鑑賞したい、という人もいるだろう。

 実は近場で見るのに最適な場所がある。それは「大きな木の近く」だ。

 これは大きな木の陰に現れる木漏れ日を楽しむ、という方法だ。通常の木漏れ日は葉の間から漏れる太陽の丸い光。だが部分日食ならば三日月形などの光が、金環日食ならば無数のリング状の光が、木の下の地面に現れるのだ。さらに、普通に観賞するなら日食用の専用グラスが必要だが、木漏れ日を見るのには特別な準備は要らない。

 天文雑誌「月刊天文ガイド」の片岡克規編集長(45)は一昨年ミャンマーに渡り、金環日食を高さ15メートルほどの広葉樹の下で観賞、地面で揺れ動く、何重もの光のリングを楽しんだという。

「日食グラスで首が疲れるほど空を見上げるより、木陰のほうが個人的にはオススメ。風が吹くとリングが揺れ、幻想的です」

 と太鼓判を押す。

 ポイントはできるだけ背の高い広葉樹を探すこと。これなら行き当たりばったりの私でもできそうな気がする。あとは21日の快晴を祈りつつ、前夜の痛飲を慎むのみ……。

※週刊朝日 2012年5月25日号


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