(※イメージ)
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 横浜DeNAの中畑清監督(58)に話題を独占され、同じ新監督でも目立たない日本ハムの栗山英樹監督(50)。そんな栗山監督にいま持ち上がっている話題が、斎藤佑樹投手(23)に対するコメントの辛さだ。

 まず、キャンプインした2月1日からブルペンに入った佑ちゃんに対し、「あまり褒めたくない......(初日に)入らなかったらサヨウナラです」と発言。そして2月5日のブルペンで128球投げた斎藤について、「まだ全然でしょ」とコメントしていたのである。

「何とも言えない"ドS"な響きが気になって仕方ないんです(笑い)。耳にした時、『えっ?』と言ってしまいそうになる違和感があるんですよ。それも、評論家の頃は『佑樹は......』なんて馴れ馴れしい言い方をしていた人が言うんですから。期待しているから言葉がキツくなる、なんてきれいごとじゃなく、"棘"(とげ)がありますよ。斎藤に物足りなさを感じているのは間違いないけど、それでも騒がれる斎藤という存在に対して、どこか嫉妬の感情があるんじゃないかと思うんです」(スポーツ紙デスク)

 あえて自ら爽やかイメージで売った評論家時代とは一線を画そうとしていると思われているが、実は、彼の素顔が垣間見えている、ということかもしれない。

※週刊朝日 2012年2月24日号