宮内庁職員らが語った天皇家の不安と雅子さま (1/5) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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宮内庁職員らが語った天皇家の不安と雅子さま

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――12月23日に天皇陛下は78歳の誕生日を迎えます。まず、この1年の皇室の動きで印象深かったことを教えてください。

宮内庁職員A 何と言っても天皇陛下の東大病院への入院など、健康問題です。陛下は毎年秋の「全国豊かな海づくり大会」など、皇太子時代からの公務の多くをいまも続けているので、お忙しすぎるんです。

宮内庁職員B 宮内庁としても式典でのお言葉を原則として取りやめたり、宮中祭祀(さいし)の新嘗祭の時間を短縮したり、ご負担を軽減する方策をいくつか打ち出したが、残念ながらそれほど効果は出ていません。

元宮内庁職員C 陛下は軽減にかなりの抵抗感をお持ちだからね。公務に強い使命感をお持ちなので、無理に減らすほうがストレスになってしまう。一種の「ワーカホリック」なんです。

A 加えて、3月11日の東日本大震災後は、被災した東北3県を含め、7週連続で各地の避難所を慰問に回られました。

C 3月16日にはビデオメッセージも公表した。「平成の玉音放送」と呼ぶ人もいますが、皇室の存在感を大きく高めましたね。

A でも、一連のお見舞いがお体に相当のご負担をかけてしまったのは間違いありません。

B 今回、陛下はマイコプラズマ肺炎に感染して入院しました。最初は原因が特定できず、熱も下がらなかったので、医師もずいぶん慌ててました。

元宮内庁職員D それなのに陛下は、入院中も皇太子さまが名代として代読する式典のお言葉をパソコンで執筆なさっていた。本当に仕事熱心な方です。

B 皇居内にある宮内庁病院ではなく、東大病院に入院していただいたのは、仕事から引き離すという意味合いもあったんですけどね。

D 陛下も心配ですが、皇后さまの健康状態も心配です。19日間にわたる陛下の入院中、皇后さまは新嘗祭があった11月23日以外は、1日も欠かさず朝夕2度のお見舞いを続けておられた。お体にこたえていらっしゃるのではないでしょうか。

フリーの皇室ジャーナリストE 私もそう思います。皇后さまは11月29日に、退院された陛下と東京・虎ノ門で開かれた「東日本大震災消防殉職者等全国慰霊祭」に出席なさった。緩やかなスロープを歩いて戻るときに、少しよろけながら歩いていたため、退院したばかりの陛下が腕を取って支えていました。疲れがたまっていたのだと思います。


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