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東北~九州では、4月23日頃から、10年に1度程度しか起きないような「著しい低温」となる可能性が、いつもより高まっています。農作物の管理に注意するとともに、上手に服装を選んで、体調管理にも、お気をつけください。

気温の変化 ポイントは?

気象庁は、17日、東北~九州に「低温に関する早期天候情報」を発表しました。

この「低温に関する早期天候情報」とは、その時期としては10年に1度程度しか起きないような「著しい低温となる可能性が、いつもより高まっている」ときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。5日間の平均気温をもとに発表されます。

今回は、各地方とも23日頃から「かなりの低温」が予想されますが、その前は高温傾向なので、「急に気温が下がり、気温の変動が大きくなる」というのがポイントです。

東北・北陸・中国・四国では21日頃まで、関東甲信・東海・近畿・九州北部(山口県を含む)・九州南部では22日頃まで、暖かい空気が流れ込みやすいため気温が高く、かなり高い日もあるでしょう。

その後、一転して、冷涼な空気に覆われやすくなるため、気温は平年並みか低く、23日頃からはかなり低くなる可能性があります。

内陸部を中心に、霜のおりる所もありますので、農作物の管理に注意が必要です。また、気温の変化が大きいので、体調を崩さないよう、お気をつけください。

気温と服装の目安は?

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4月というのは、いつもの年でも、気温の変化が大きい時期です。ただ、今回は特に気温の変化が大きく、急に低温が予想されるため、体調を崩さないよう、気温に合わせて、服装を上手に選びたいものです。

寒がりの方、暑がりの方、それぞれですが、一般的に気温が5℃違うと、服装1枚分に相当すると言われています。「気温と服装の目安」をもとに、毎日の天気予報では、予想最低気温・最高気温も、チェックするのがオススメです。