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今週末は関東から九州にかけて、ヒノキの花粉が非常に多く飛ぶ予想です。シーズンは終盤になりましたが、症状の出る方はまだまだ対策が欠かせません。一方、スギ花粉は各地でピークを越えてきました。

週末 関東から西でヒノキの花粉が「非常に多い」

あす8日(土)からあさって9日(日)にかけては、関東から九州で花粉の飛ぶ量が「非常に多い」予想です。

あす正午の花粉飛散予測マップを見ると、特にヒノキの花粉が多く予想されています。雨の翌日の晴天となる所が多く、気温も高いため、花粉が多く飛ぶ条件がそろいます。花粉シーズンも終盤にさしかかっていますが、まだ油断はできません。

一方、スギ花粉は東北や関東、東海の一部で予想される程度で、非常に多く飛ぶ所はなさそうです。こちらは既にピークを越えた所が多いと言えそうです。

来週は飛散量が徐々に減少か

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この先1週間の予想ですが、週明けまでは関東から九州で非常に多く飛びそうです。12日(水)頃は雨の影響で飛ぶ量が少し減るでしょう。その先は天気が回復しても非常に多く飛ぶ所はあまりありません。

東北もスギ花粉のピークは越えつつあり、この先は、非常に多く飛ぶ所はほとんどない予想です。もともとヒノキが少ないため、ヒノキ花粉のピークはないと言われています。

ただ、花粉が「少ない」レベルになるのは、もう少し先になりそうです。症状が出やすい方にとってはまだまだつらい季節が続くでしょう。

外出時のマスク対策

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花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。以下のように、マスクの選び方や付け方を工夫することで、花粉を防ぐ効果が期待できます。

①感染症予防としてマスクを使用している方も多いかと思いますが、花粉対策にも効果的です。マスクを使用することで、花粉を吸いこむ量を、およそ3分の1から6分の1に減らすことができます。

②顔とマスクとの間に隙間ができてしまうと、そこから花粉が入ってしまいます。マスクの大きさは、できるだけ顔にフィットするものを選ぶことが大切です。

③マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)で、さらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

④マスクの種類は、布製やウレタン製などもありますが、花粉を防ぐ効果が期待できること、息がしやすいことなどから、不織布性のマスクを選び、一度使用したら、使い捨てにすることが、衛生的におすすめです。