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現在、中国地方はスギ花粉の飛散が最盛期で、今日(8日)もスギ花粉が非常に多く飛散する見込みです。またPM2.5も中国地方全般に予想されています。

週末にかけては時季外れの暖かさが続き、スギ花粉が大量に飛散するでしょう。金曜日(10日)からは黄砂も飛来する見込みです。

PM2.5とは

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「PM2.5」とは2.5μm以下(μmは1/1000mm)の粒子のことで、非常に小さいため人が吸い込むと肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されています。
「PM2.5」は、粒子として排出される一次粒子のほか、大気中で化学反応により粒子になる二次粒子があります。人工的な発生源には工場・自動車などの排ガスや塗料・接着剤などからの揮発性のガスがあります。このほかに土壌、海洋、火山、植物等の自然界を起源とするものもあります。
環境省によると、日本国内では、これまで取り組んできた規制などによりPM2.5の年間の平均的な濃度は減少傾向にあるとされています。

金曜日(10日)から土曜日(11日)は黄砂が飛来

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金曜日(10日)から土曜日(11日)にかけては黄砂が中国地方に飛んでくる見込みです。
黄砂の影響で見通しが悪くなり交通機関に影響が出てしまったり、外に干している洗濯物や自動車に黄砂が付着するなどの可能性があります。またPM2.5の値が高くなるおそれもあります。

黄砂・花粉を防いで快適に

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洗濯物や布団は室内干しにしましょう。また空気洗浄機もあると安心です。
外出先から屋内へ入る前には衣服などに付着した花粉などを軽く払って落とすようにしましょう。
換気のために窓を開ける際の窓の幅は、10センチ程度にしておくとよさそうです。