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気象庁は、きのう(5日)午前6時40分に諏訪之瀬島の噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げました。御岳(おたけ)火口中心から概ね2kmの範囲では警戒が必要です。

噴火警戒レベルは「3(入山規制)」に

気象庁によると、諏訪之瀬島の御岳火口では、2日から爆発が増加しており、噴火活動が活発化しています。3月1日からきのう(5日午前6時22分まで)の5日間に爆発が25回発生しました。
諏訪之瀬島では、噴火活動が活発となっており、御岳火口中心から概ね2kmの範囲に大きな噴石が達する可能性があることから、きのう(5日)午前6時40分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げました。

御岳火口中心から概ね2km の範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

噴火警戒レベルとは

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噴火警戒レベルとは、噴火時などに危険な範囲や必要な防災対応を、レベル1から5の5段階に区分したものです。

各レベルには、火山の周辺住民、観光客、登山者等のとるべき防災行動が一目で分かるキーワードを設定しています。
(レベル5は「避難」、レベル4は「高齢者等避難」、レベル3は「入山規制」、レベル2は「火口周辺規制」、レベル1は「活火山であることに留意」)。