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台風1号がフィリピンの東の海上を西寄りに進んでいます。今後は進路を北寄りに変え、発達しながら日本の南の海上に進む見込みです。台風が近畿地方を直撃する可能性は低いものの、14日(木)ごろからは台風からのうねりが太平洋沿岸に届き始める可能性があります。船舶関係や海でのレジャーは海の変化に十分な注意が必要です。

14日(木)ごろから 天気がぐずつき 太平洋沿岸は台風からのうねりが届き始める

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14日(木)から15日(金)にかけて、西日本付近には前線が停滞する見込みです。この前線に向かって台風を取り巻く暖かく湿った空気が流れ込むため、近畿地方では雨が降り、雨の量が多くなる可能性があります。また、太平洋沿岸には14日(木)ごろには台風1号からのうねりが南東方向から届き始める見込みです。風が弱く、海面が穏やかに見えても遠くの海域から長時間かけて届くうねりは力強く、港に停泊中の船が揺れて、船をつなぎとめているロープが切れることがあります。また、突然の大波にさらわれる事故が起こることもあります。今週は気象情報や海の情報に十分注意をしてください。

うねりを伴った波の特徴

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うねりには上記の様な特徴や注意点があります。特に今週は、台風がまだ南の海上に離れていても伝わってくるうねりや、数時間に一度の一発大波に注意が必要です。