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台風16号は、きょう26日(日)午後3時に「猛烈な」台風に。10月1日(金)頃は、関東を中心に大荒れか。

台風16号 「猛烈な」勢力に

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台風16号は、「非常に強い」から「猛烈な」台風になりました。台風16号は、きょう26日(日)午後3時現在、沖ノ鳥島近海にあって、ほとんど停滞しています。中心気圧は920hPa、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルと猛烈な風が吹いています。衛星画像では、台風16号の眼がくっきりしていて、勢力が強いことを示しています。

24日(金)午後3時の中心気圧は998hPa。きのう25日(土)午後3時の中心気圧は960hPa、「強い」勢力でしたので、この2日間で急速に発達していることがわかります。このあとも台風は暖かい海上を北上するため、これからが発達のピークとなります。

日本に近づく頃の予報円(台風の中心が入る確率が70%)はまだ大きくなっています。予報円の中心に近いコースを進めば、伊豆諸島にかなり接近する予想。西側のコースを進んだ場合は、東海や関東を直撃する可能性もあります。

10月1日(金)頃 関東は大荒れか

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10月1日(金)午前0時の雨と風の予想では、台風の外側や台風本体の発達した雨雲が、東海や関東にかかる予想です。また伊豆諸島などでは、暴風となるでしょう。この予想は、台風の影響を予測する気象モデルの計算結果のひとつですが、週の後半にかけて関東を中心に、台風の直接的な影響を受ける可能性が高いと言えます。台風の進路によっては、東北の太平洋側でも大荒れの天気になるでしょう。

台風がまだ遠くにあったとしても、海上ではうねりを伴って波が高くなるなど、少しずつ影響がで出てきます。最新の情報をこまめに確認して、早めに備えをしましょう。