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台風9号は東シナ海を北上していますが、それとは別に小笠原近海に熱帯低気圧があります。今後、台風に発達する可能性があり、動向に警戒が必要です。

台風10号発生か

大型で非常に強い台風9号が東シナ海を北上していますが、台風9号とは別に、台風のたまごともいえる熱帯低気圧が小笠原近海にあります。この海域の海面水温は30℃前後と台風の発達しやすい状況となっており、今後、この熱帯低気圧は台風に発達する可能性があります。

熱帯低気圧の動向に警戒

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上の「熱帯低気圧の進路予測」は、ヨーロッパの気象機関の計算をもとにした進路予想です。複数の進路があるのは、計算式に少しずつ異なる初期値を投入して複数の計算を行っているからです。この手法を使うことで、取り得る誤差の範囲や傾向を見ることができます。

この進路予測によりますと、この熱帯低気圧は、9月6日(日)頃には西日本付近に接近する可能性があり、その頃にはかなり発達する恐れがあることが分かります。

この熱帯低気圧の発達具合や進路は、まだはっきりしませんが、今週末に列島に大きな影響を与える恐れがあります。広く荒天をもたらす可能性がありますので、最新の情報にご注意下さい。