15日から16日にかけて、九州は続々と冬の便りが届きました。15日夜、福岡市内でも初雪が観測されました。九州の平野部の初雪は今シーズン初めてです。

九州の冬の便り

強い寒気のピークなった昨夜遅く(15日)、福岡市ではみぞれが降り、初雪が観測されました。福岡市の初雪は、平年並みで昨年より2日早くなりました。
また、九州の山は雪が積もり、気象台では初冠雪を観測しました。
15日 天山(佐賀県 1,046m) 平年より9日遅い
16日 脊振山(福岡・佐賀県境 1,055m) 平年より8日遅い
由布岳(大分県 1,583m) 平年より18日遅い
桜島(鹿児島県 1,117m) 平年より1日遅い

あすの朝は厳しい冷え込み

あす(17日)は冬型の気圧配置がゆるみ、移動性高気圧が九州付近を覆うでしょう。風も弱まり、おだやかに晴れる見込みです。
このため、あすの朝にかけて放射冷却現象が強まり、厳しい冷え込みになる見込みです。雪が残っている道路や湿った道路は凍結するおそれがありますので、ご注意下さい。